2019年01月14日

19/01/14 好きっていってもらえた子の140字ssを書くキャンペーン

 持病を悪化させてしまい、引き続き倒れております。とりあえず「入院したい!!!!」とは思わなくなったので、じりじり回復中と思われ。
 おニューのパソコンは今週末あたりに届くようです。それまではかんじさんのパソコンかレイトレックさんに頑張ってもらいます…。

 なお、今日はクリーガの誕生日なので、Twitterの絶界の魔王城アカウントは一日クリーガになります。反応は遅れそうですが、構っていただければ幸い。

 作者アカにて、Twitterの「#好きっていってもらえた子の140字ssを書くキャンペーン」のタグで書いた突発140字SS。なんとなく「好きな人」みたいなテーマで書きましたが、公式設定ではありません。
 Twitterに出したものから修正しています。また、改行とスペースは140字に含みません。
 そこそこの量になったので続きからどうぞ。

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「で、レイ様は落とせそうなの?」
 夕食の最中、突然の言葉に激しくむせる。
「な、なん…」
 涙目で顔を上げれば、発言主たる母は満面の笑み。そこに隣の兄も加わってくる。
「なんだ、まだ? 折角ママが服用意したのにねー」
「もー!」
 兄を一通りどつき、口中で独りごちる。
「そんなんじゃ、ないのに…」
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 ↑ラウミィ。兄がいます。家族仲は良い。ラウミィの出陣時の服を作ったのは母親なんですが、これ結局本編に入れられなかったので短編でも描こうかなと思っている…ものの、優先順位は低い。
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「そんなんじゃねえって言ってんだろ」
 麦茶の杯を置き、不機嫌にじろりと睨む。だが怯む相手ではない、長い付き合いの娼婦だ。その艶やかな唇が笑む。
「でも、可愛い娘よね」
「知るかよ」
「何ムキになって」
「なってねえよ!」
 そう吐き捨ててから、フォークに刺した鶏肉を詰め込んで自らの口を封じた。
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 ↑ラウミィのSSにちょっと絡めて、クリーガ。大方の予想に反すると思いますが、実は酒は飲まない(昔なんかあったらしい)。ちなみに女性の方は名前はあるんですが、自分用の絶界Wikiを今見られないのでわからなかった…。
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「じゃあ、お付き合いしてる方とかいないんですか?」
「うん、いないね〜」
 我を取り囲む女子らが奇声を上げた。
「えっ、だったら私…」
「ダメよ、抜け駆けはなし!」
「えー」
 我への好意を隠しもしない。
「じゃ、今度みんなでお茶しよっか〜」
 これらの者がより昔に我が父の信者となれば良かったのだが。
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 ↑ちょっとわかりづらいかも知れないけど、セラ。本当は「我」の方が素だと思うので、何だろこのギャップ…って作者も思います。
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「そう…。私の愛する者がただ一人メイレだけだと知っていても?」
「はい…」
 うっとりとレイの顔を見上げる侍女は既に虜。その髪を撫で、一房手に取って口づける。
「いい子だ。だが今日はもう遅い、部屋でお休み」
 今は慎重でいなければならない。欲望を笑みの下に押し込めて、レイは侍女の背を押した。
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 ↑レイ。裏表とか打算とかそのへんが全くないわけではない。
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 深い溜息。腰に手を当て首を傾ける。
「あのね。一生アンタの面倒見させるつもりなわけ?」
「そ、そのようなご迷惑は…」
「かけてんでしょ散々。今更一個や二個増えたところで」
「ならば百も千も同じでは?」
 プレーテが口を差し挟んだ。ジェシナが恐縮しつつ必死に否定する。再度、深い溜息が漏れた。
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 ↑イザード。このSS以外全部セリフから始まってた…。イザード結局面倒見るんじゃん、って話。ところでイザジェシってものすごく言いにくい。
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 以上! 何だかんだで勇者陣全員出たね…?
posted by 神名リュウト(KaL) at 08:38| 突発SS・文章系タグ